- acu.place自由が丘院長
あなたの見た目、何で決まる?

ある調査結果では、人の見た目の印象は7割「姿勢」で決まるという。
実際、第一印象が「若々しい」「素敵」と感じる人は姿勢が良いことが多いですよね。
でも「いい姿勢」を長い時間キープするのって実際大変!どうすれば良いのでしょう。
腹筋や背筋を鍛える? 硬くなった背中をストレッチする? カルメンに聞く?!
いくら腹筋や背筋を鍛えても、疲れてしまうと「いい姿勢」をキープできません。
また背中が柔らかいことは大事なのですが、「いい姿勢」を安定させる効果は残念ながらありません。
必要なのは、横隔膜を十分に使った呼吸。
横隔膜とは胸とお腹の境目を作る膜状の筋肉です。息を吸うと肺が膨らみ、横隔膜は下がります。そうすると背中・お腹・横腹も膨らみ、お腹周りの筋肉や骨盤底筋などが働いてお腹の圧が高まります。これによって体幹部が安定し、「いい姿勢」をキープすることができるのです。
逆に言えば、この横隔膜の動きが十分でない人は体幹部を安定させることができないので、「いい姿勢」をキープすることが難しいのです。
こういう方は過剰に腰をそらせたり、背中を丸くすることで安定させようとするため、首・肩・腰に負担がかかり、首肩コリ・腰痛などの原因を作ってしまいます。
いい姿勢で見た目の印象をUPさせたい方、ぜひ下記の横隔膜を使った呼吸の練習チャレンジしてみてください! 慣れてくると無意識にできるようになり、無理なく身体を安定させることができるようになります。
横隔膜呼吸練習法
①仰向けに寝て、椅子の座面に足を乗せます。一方の手はお腹、もう一方の手は胸に置き、呼吸に意識を向けます。
②息を吸うときは、胸とお腹を同時のタイミングで上げていく事を意識しましょう。手でお腹の膨らみをしっかりと感じましょう。
③息を吐くときは、胸とお腹を同時のタイミングで下げていく事を意識します。できるだけ長く息を吐きましょう。
④これを4~5回繰り返します。
